もぐらのベースメント・ノート

ギター、音楽、その他

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

細いネックのギター

指が短く、ナット幅43mm以上のギターを弾くのがキツいという場合、ナット幅40mm以下の細いネックのギターを弾くという選択肢もあると思う。 ギブソンは1965年後半あたりから数年間、ナット幅39mmの細いネックを採用していた。 自分も20年以上前に1968年製のB…

テルツギター、レキント・アルトギター

Martin 5-18などのSize5(545mm)はテルツギターと呼ばれている。 テルツギターはスタンダード・チューニングでも弾くことができるが、「カポ3と同じ音」でチューニングする。 その時、テンションがきつ過ぎるので、エクストラ・ライトゲージを使った方が良…

Gibson L-00 3/4(1938年製)

1938年から1939年の2年間でわずか35本しか生産されていないそうだ。 戦前にギブソンがこのようなミニギターを作っていたことに驚く。 ただ、正式なモデル名などはなく、L-00 3/4というのも一般にそう言われているから、そのように表記しているだけだ。 トッ…

That's Why God Made The Radio (The Beach Boys)

11年前(2012年)のアルバム。 期待してなかったので、聴いたのは発売から1ヵ月以上経ってからのことだった。 それがとんでもなかった。ビーチ・ボーイズのアルバムの中では、5本の指に入るほど好きなアルバムだ。 特に前半の6曲が好きで、結婚式のBGMに…

ショートスケール・ギターのすすめ④

スケール610mm以下のショートスケール・ギターを以下の表にまとめた。 けっこう種類はあるが、ヴィンテージでしかお目にかかれないものもある。 ルシアーもの、オール合板のものや中華製の廉価モデルはここでは取り上げない。 スケール ナット幅 備考 Collin…

ショートスケール・ギターのすすめ③

一般的には、スケール610mm以下をショートスケールという。 ただ、クラシックギターなどでは、630mmでもショートスケールということもあるのでややこしい。 スケール540mmほどのテルツギターや、480mmほどのピッコロギターやギタレレなど超ショートスケール…

ショートスケール・ギターのすすめ②

スタンダードなギター(スケール628mm〜645mm)を弾くのがキツいという場合、2つの対処法がある。と思う…たぶん ① 常にカポを2フレットにつけて弾く。 キーが変わってしまうので、ソロギターでしか使えないけど、格段に弾きやすくなる。ただ、ナット部より…

ショートスケール・ギターのすすめ①

身長が低いのにデカいギターを抱えている人がいるが、弾きにくそうだし不釣り合いだ…といつも思う。とくに立って弾いている時にそう思う。座って弾いている場合は比較的違和感はない。 ギターといえばこの形、この音がスタンダードっていう刷り込みもあるの…

追悼 ロビー・ロバートソン

Yahoo!ニュースのトップに「The Band」ロバートソン死去のニュースが… とうとうザ・バンドのメンバーもガース・ハドソンのみになってしまった。 ロビーといえば、ロイ・ブキャナンから影響を受けたピッキングハーモニクスを効かせたギタープレイが語られるこ…

Martin 7-28(1981年製)

ギターを弾き始めて27年、延べ200本近くのギターを手にしてきた。 もちろん、買っては売ってを繰り返しているので、手元にあるのは15本ほど。 その中の一本、メインギターのMartin 7-28(1981年製)。 5年ほど前に手に入れたのだが、もっと早く出会いたかっ…

Pet Sounds (The Beach Boys)

一番好きなアルバム「ペット・サウンズ」 夏の夕方に聴きたくなる。 そうやって、飽きもせず、もう20年近く毎年聴いている。 自分の中で、これよりいいと思える音楽は、この先もう出てこないだろうな。 このアルバム、これまで何枚買ったんだろう。 3枚はプ…