もぐらのベースメント・ノート

ギター、音楽、その他

テルツギター、レキント・アルトギター

Martin 5-18などのSize5(545mm)はテルツギターと呼ばれている。

テルツギターはスタンダード・チューニングでも弾くことができるが、「カポ3と同じ音」でチューニングする。

その時、テンションがきつ過ぎるので、エクストラ・ライトゲージを使った方が良い。

自分はSilk&Steel弦が一番しっくりきた。

Martin 5-18 (左)1980年製(右)1950年製

ジョン・レノンやジョン・フォガティの使用で有名なRickenbacker 325(525mmほど)もテルツギターといえるだろう。

ジョン・レノンの場合は太いフラットワウンド弦を張ってレギュラーチューニングで使用していた。

Rickenbacker 320(1975年製)

このあたりのスケールだと、ナイロン弦の場合はレキントギターもしくはアルトギターという。

同じギターでも、「カポ5と同じ音」にチューニングしたらレキント、「カポ7と同じ音」にチューニングしたらアルトというらしい。

レキント・アルトギターは、ネックもかなり太く、クラシック・ギター特有のネックのセット角のせいで、弦高4mm以下にするのは無理がある。

かなり弾きにくい。