細いネックのギター
指が短く、ナット幅43mm以上のギターを弾くのがキツいという場合、ナット幅40mm以下の細いネックのギターを弾くという選択肢もあると思う。
ギブソンは1965年後半あたりから数年間、ナット幅39mmの細いネックを採用していた。
自分も20年以上前に1968年製のB-15を手に入れ、そのネックの細さに驚いた。
指の短い自分でもグリップバンドが使えるので、かなり弾きやすかった。
次に、K.Yairiにナット幅37mmの000-28タイプをセミオーダーで作ってもらうが、37mmはさすがにやり過ぎで、音もイマイチだった。
諦めきれず、今度はシーガル弦楽器工房の塩崎さんにナット幅40mmのOM-18タイプを作ってもらう。
これは本当に弾きやすく音も良かった。
ただ、やはりカポを付けないとロングスケールなので遠い…若干弾きづらい。
今はどのギターも手放してしまった。
結局、自分にとって一番しっくりくるのはショートスケール・ギターだった。